2010年02月05日(金)
【Web】ツールも向上 広がる可能性 ダダ漏れ増殖中
これをみて感じたのは、これが流行っているのは、やはり数が少ないという点でしょう。
これをみんながすれば、見る人との差が激しくなって、更に見てもらうために、特化したネタを持った人が出てくるでしょうね。
また、誰がするとかいうのも選ぶ基準になるかもしれません。
長かったり、当たり前すぎるネタであると、見る方が疲れるということもあるので、工夫が必要かもしれません。でも臨場感がウリなのでそこのところの工夫が難しい。
これを業務?でやるとしたら、おもしろいかもしれません。
どういう方面に使えるかは秘密です・・・
その前に良い意味、悪い意味を込めてニコ動やYoutubeで載ったり、2chあたりで話題になりそうです。
業務に取り入れようと思っているのならこの辺のことを考えた方が良いかもしれません。
注意する点は、下にも書いているようにまわりの方のプライバシーの問題でしょうね。
ところで、ツイッターって動画にマッチできるアイテムですね。
テレビの番組と関連したツイッターのサイトもありましたがラジオもしているとは思いませんでした。
使い方の多様性に期待が持たれます。
【Web】ツールも向上 広がる可能性 ダダ漏れ増殖中
2月4日 産経新聞引用
私生活の映像などをネット上にさらす“ダダ漏れ女子”が静かに増殖中だが、ウェブサービス企画運営会社「ソラノート」の広報担当、そらのさん(22)は、同社が運営する動画サイト「ケツダンポトフ」で、ブロガーへのインタビューや各種イベントなどをライブ中継している。動画配信サービス「ユーストリーム」を活用する“ダダ漏れ広報”としてネット上で注目を集めている。(大坪玲央)
ダダ漏れのきっかけは、ソラノートが運営するサイトのPR。「お金をかけずにサイトを宣伝するには、ネットを利用するのが一番。(ダダ漏れ女子1号の)トミモトリエさんのサイトを見て自分も始めた」。そらのさんが「ダダ漏れ女子2号」と呼ばれる理由だ。
「デートの時はスカートかパンツか」などの「決断エピソード」を閲覧者にチャットで質問する様子を中継したのが初めてのダダ漏れ。カメラ、パソコン、三脚など、5キロを超える重さの機材を携えて移動し、著名ブロガーらへの「決断インタビュー」などを中継してきた。
亀井静香郵政改革・金融相の記者会見では、ユーストリームで中継しながらミニブログ「ツイッター」で視聴者から質問を受け、取材相手に投げかけた。「視聴者を現場に連れて行くような役割」と自負する。
また、昨年6月に「iPhone(アイフォーン)3GS」発売前夜祭の行列を22時間にわたり中継したときは、ツイッター上で励ましの“つぶやき”が相次ぎ、視聴者の一人が現地に差し入れを持って現れるなど、心温まる交流も。
動画配信サービスやツイッターといったリアルタイムコミュニケーションが盛り上がっている状況を「雑誌などの編集したものとは別の“編集なしの魅力”が注目されている」と感じている。無線通信「Wi-Fi(ワイファイ)」が整備され、アイフォーンでのライブ中継の画質が向上しつつあることに対し「自分と相手を交互に映したり手軽にダダ漏れできるようになるはず」と期待を込める。
そらのさんの夢は、すべての動画配信サイトのライブ中継を紹介する「ライブ動画総合メディア」を作ること。「キャスターとして自分を映してサイトを紹介するつもりです」。また新たな「ダダ漏れコンテンツ」が生まれそうだ。
◇記事で紹介された「ダダ漏れ広報」
・ そらのプロフィール - ケツダンポトフ
・ そらの (ksorano) - Twitter
・ PTF Live on USTREAM - USTREAM
「ダダ漏れ」に対して感じる脅威と危惧、そして可能性
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20100128/343867/?ST=network&P=1
「ダダ漏れ(だだ漏れ)」という言葉の用法がネット上で変化している。これまでは多くの場合、個人情報が大量に外部に流出してしまったような状況を指すのに使われてきた。それが最近は、「イベントや記者会見などを動画でリアルタイム中継する」ことを指すようになった。
「ダダ漏れ」が一般に知られるようになったきっかけは、民主党政府による事業仕分けがインターネット経由でライブ中継されたことである。この事業仕分けを中継した「ケツダンポトフ」のそらのさんは、以前から「iPhone 3GS発売記念前夜祭」などのイベントのほか、インタビューや記者会見などを精力的にリアルタイムで中継している。「ダダ漏れ」という言葉を広く知らしめた貢献者といえるだろう。
ネットのフリーサービスでここまでできる
「ダダ漏れ」を行うには、何も特別な機材を用意する必要はない。無料の動画共有/配信サービス「USTREAM」を使うことで、手軽に実行できる。
パソコンを使うなら、WebカメラとAdobe Flashが動くWebブラウザ、あとは通信回線があればよい。USTREAMのサイト上でユーザー登録を済ませて簡単なセッティングをした後に、画面上に現れる「START BROADCAST」というボタンを押す。これだけで、あっという間にインターネット上で動画配信が始まる。
使える端末はパソコンだけではない。2009年12月にはiPhone用のUSTREAMアプリケーションがApp Storeで公開された。このアプリケーションをインストールしたiPhoneが無線LANや3Gの携帯電話回線からインターネットに接続できる環境にあれば、どこからでも動画をストリーミング配信できるようになった。
USTREAMではリアルタイムで配信したコンテンツをそのままネット上に保存することも可能だ。リアルタイムで見逃した視聴者が、後からそのイベントをオンデマンドでチェックできる。
このように、ドラえもんの「どこでもドア」ならぬ「どこでも窓」を誰でも開けられるようになったのである。
Twitterとの連携で強力なメディアに
同じようなリアルタイム動画配信はこれまでも可能だった。こうした従来のものに対して「ダダ漏れ」が急速に注目を集めたのには一つ理由があるといわれている。それはTwitterの存在だ。ネット上のクチコミによって、リアルタイム動画配信は息を吹き返したといえる。
これまでのリアルタイムの動画配信では、多くのユーザーに見てもらうために、事前の告知が欠かせなかった。いきなりライブ中継を始めても、それを誰も知らなければ視聴者はゼロ。誰の元にも情報は届かない。
事前に告知しても、なかなかうまくいかない。ユーザーが告知を見て知っていても、ライブ配信の時間に「うっかり忘れていた」というケースも多く、なかなか広くアクセスしてもらうことができなかった。
それがTwitterの普及で、今まさにリアルタイムで動画配信されているコンテンツを多くの人々にアナウンスできるようになった。 USTREAMの該当するURLに、その内容と一言コメントを付け足してつぶやけばよい。あとは、それを見た別のユーザーが「RT」(リツイート。ある人のつぶやきをより多くの人に知らせようと再投稿すること)を繰り返すことで、その告知はTwitter上で広まっていく。
検索サイトがサイトの更新情報を反映するのには、数時間から数日の期間がかかる。それに対してTwitterではつぶやきが数分から数十分で検索対象となる。
Twitterには、特定のキーワードをユーザー側で常時チェックするという機能もある。特定のキーワードを入れてつぶやけば、そのキーワードに興味を持ち、常時チェックしているユーザーにダイレクトに告知できるのだ。
「ライブ感」と「編集されていない」が魅力の理由
「ダダ漏れ」は急速に強力なメディアとして成長しつつある。冒頭で紹介した「iPhone 3GS発売記念前夜祭」の例では、最大で1600ものユーザーが同時に接続して中継を視聴したという。iPhoneに興味を持つ1600人規模のユーザーを集めるイベントを開催したのと同じ効果を期待できる。
なぜ「ダダ漏れ」が視聴者を惹きつけるのか。筆者は理由が二つあると考えている。一つは、ライブ感だ。
動画コンテンツはそれだけで魅力がある。そこにリアルタイムに流れているというライブ感が加わるわけだ。今まさに行われているイベントに、距離を意識せずに参加できる。
ユーザーはそのイベントに興味があるから視聴する。視聴しながらTwitterを使ってつぶやけば、同じ興味を持つ他のユーザーにそれが伝わる。同じイベントに参加しているという連帯感に加えて、イベントに対する意見の交換までできてしまう。
ここでも、USTREAMとTwitterの連携が威力を発揮する。こうした効果は、リアルなイベントでもなかなか実現できないものだ。
「ダダ漏れ」が惹きつけるもう一つの理由は、編集されていないという点だ。既存メディアに流れる情報はどれも、メディア側で加工されたもの。読者/ユーザーが、いわゆる1次ソースの生の情報に触れる機会は少なかった。
そのためか、読者/ユーザーの一部に「メディアは信用できない」と感じる人々がいる。「情報の1次ソースと読者/ユーザーの間に介在するメディアが情報操作をしているかもしれない」と疑っているのである。
その点「ダダ漏れ」は、現場と直結した“編集されていない”動画がそのまま読者/ユーザーに届く。編集のしようがない。生の情報に触れるので、そこで自らの正しい判断を下せるようになる---というわけだ。
既存メディアとして感じる脅威と危惧
こうした「ダダ漏れ」の側面を見ていくと、メディアとして脅威を感じないわけにはいかない。興味を抱かせるテーマ/コンテンツさえあれば、誰でも視聴者(読者/ユーザー)を惹きつけるメディアになれるのだから。
ただし、「ダダ漏れ」は大きな魅力がある半面、非常にリスキーな存在でもある。例えば、肖像権や著作権などの権利やプライバシを侵害するケースが出てくる可能性が高い。
これは、誰でも全世界向けに動画のライブ配信ができるという魅力の裏返しといえる。iPhoneを持っていれば、小学生でも「ダダ漏れ」を行える。このように、リアルタイム動画配信のハードルが低くなったことで、権利意識が希薄なユーザーが「面白いから」と安易に利用すると、権利者から苦情が来るかもしれない。さらに悪いケースを想定すると、隠し撮りのような格好で使われる可能性もある。
こうしたポイントについては、使う(報じる)側/使われる(報じられる)側ともに今後注意を払う必要が出てくるだろう。
可能性の鍵は「時間」
筆者は「ダダ漏れ」に対して脅威や危惧を感じると同時に、既存メディアに所属する一員として、その可能性も感じている。言い換えれば、「ダダ漏れ」と弊社のような既存メディアはうまく共存できるのではないかと考えている。その鍵は、読者/ユーザーの「時間」の使い方にある。
「ダダ漏れ」は魅力的なコンテンツである半面、視聴者(読者/ユーザー)の「時間」を多く消費する」という性格がある。例えば、1時間の記者会見の「ダダ漏れ」を見る場合。その「ダダ漏れ」を見る視聴者(読者/ユーザー)は、1時間の時間を拘束されることになる。
そのライブ中継のテーマが、ある読者/ユーザーの興味のど真ん中なら、その読者/ユーザーは時間をかけてでもライブ中継をチェックするだろう。しかし、そのテーマが興味のど真ん中を少し外れているような読者/ユーザーは、時間をかけてまでその情報をほしいと思わないかもしれない。
「概要だけ知りたい」という読者/ユーザーにとっては、既存メディアが編集/加工した情報に価値を見出すだろう。既存メディアの記事を読むことで、1時間の記者発表のエッセンスを5分で知ることが可能になるからだ。
今はインターネットの急速な発展で情報過多の時代といえる。ユーザーは情報を取捨選択して、自分に必要なものを必要なレベルで取り込むという必要に迫られている。詳細な内容まで知りたいのなら「ダダ漏れ」、概要でいいのなら既存メディアの記事---といったすみ分けが進むことで、共存できるはずだ。
さらに、「ダダ漏れ」で流されるような1次ソースの情報は、得てして流す側のPR的な性格が強い場合が多い。読者/ユーザーがそれを鵜呑みにしてしまうと、情報を流す側の情報操作に惑わされることにつながりかねない。
そこで、メディアによるフィルタを通す。「情報操作」と言われないために、中立的な視点から物事を捉え紹介していくという、メディア本来の役割を全うすることが重要となるだろう。既存メディアは中立的な立場であることを、これまで以上に自覚しならなければならない。仮にメディアが情報を操作していても、「ダダ漏れ」やTwitterのつぶやきによってそれがばれてしまうからだ。
加えて、記者の培ってきた専門的な知識や経験による洞察など、単なる情報を超えたコンテンツを提供できるはずだ。
新しいサービスの登場で既成のビジネスモデルが崩れていく---。そうならないために、「ダダ漏れ」などの新しい潮流をうまく活用し、読者のみなさんに役立つ情報、興味深い情報をお届けできるよう、取り組んでいくつもりだ。
(藤川 雅朗=ITpro引用) [2010/01/29]
秋田のAMラジオ局「ツイッター」始める-番組連動でつぶやく /秋田
2月2日 みんなの経済新聞ネットワーク引用
秋田放送(秋田市)が開設した「ツイッター」公式アカウント画面
秋田放送(秋田市山王7)は2月1日、同社ラジオ局の「ツイッター」公式アカウントを開設した。(秋田経済新聞)
ユーザーが、相互に関心ある話題などをパソコンや携帯電話を使って「つぶやく」ことで、コミュニケーションの輪を広げるツイッター。
「ツイッターとラジオの生放送は相性がいいのでは」(同社の渡邉洋祐さん)と、同社制作番組を中心に放送と連動する形でつぶやく公式アカウントを開設した。既に、「NHK広報局」や各地のFM局などもツイッターの公式アカウントを開設しているが、「AMラジオ局の公式アカウントは東北では初めて」(同)。
同アカウントでつぶやくのは、同社スタッフの3人。渡邉さんは「まだ始めたばかりだが、メールやファクスよりも気軽に番組への感想や意見を寄せてもらいやすいことなど、ツイッターには新しい可能性を感じている」とし、「ツイッターを通じて、これまで以上にリスナーの皆さんとつながることができれば」とツイッター効果に期待を寄せる。
アカウントは「abs_radio」。
これをみんながすれば、見る人との差が激しくなって、更に見てもらうために、特化したネタを持った人が出てくるでしょうね。
また、誰がするとかいうのも選ぶ基準になるかもしれません。
長かったり、当たり前すぎるネタであると、見る方が疲れるということもあるので、工夫が必要かもしれません。でも臨場感がウリなのでそこのところの工夫が難しい。
これを業務?でやるとしたら、おもしろいかもしれません。
どういう方面に使えるかは秘密です・・・
その前に良い意味、悪い意味を込めてニコ動やYoutubeで載ったり、2chあたりで話題になりそうです。
業務に取り入れようと思っているのならこの辺のことを考えた方が良いかもしれません。
注意する点は、下にも書いているようにまわりの方のプライバシーの問題でしょうね。
ところで、ツイッターって動画にマッチできるアイテムですね。
テレビの番組と関連したツイッターのサイトもありましたがラジオもしているとは思いませんでした。
使い方の多様性に期待が持たれます。
【Web】ツールも向上 広がる可能性 ダダ漏れ増殖中
2月4日 産経新聞引用
私生活の映像などをネット上にさらす“ダダ漏れ女子”が静かに増殖中だが、ウェブサービス企画運営会社「ソラノート」の広報担当、そらのさん(22)は、同社が運営する動画サイト「ケツダンポトフ」で、ブロガーへのインタビューや各種イベントなどをライブ中継している。動画配信サービス「ユーストリーム」を活用する“ダダ漏れ広報”としてネット上で注目を集めている。(大坪玲央)
ダダ漏れのきっかけは、ソラノートが運営するサイトのPR。「お金をかけずにサイトを宣伝するには、ネットを利用するのが一番。(ダダ漏れ女子1号の)トミモトリエさんのサイトを見て自分も始めた」。そらのさんが「ダダ漏れ女子2号」と呼ばれる理由だ。
「デートの時はスカートかパンツか」などの「決断エピソード」を閲覧者にチャットで質問する様子を中継したのが初めてのダダ漏れ。カメラ、パソコン、三脚など、5キロを超える重さの機材を携えて移動し、著名ブロガーらへの「決断インタビュー」などを中継してきた。
亀井静香郵政改革・金融相の記者会見では、ユーストリームで中継しながらミニブログ「ツイッター」で視聴者から質問を受け、取材相手に投げかけた。「視聴者を現場に連れて行くような役割」と自負する。
また、昨年6月に「iPhone(アイフォーン)3GS」発売前夜祭の行列を22時間にわたり中継したときは、ツイッター上で励ましの“つぶやき”が相次ぎ、視聴者の一人が現地に差し入れを持って現れるなど、心温まる交流も。
動画配信サービスやツイッターといったリアルタイムコミュニケーションが盛り上がっている状況を「雑誌などの編集したものとは別の“編集なしの魅力”が注目されている」と感じている。無線通信「Wi-Fi(ワイファイ)」が整備され、アイフォーンでのライブ中継の画質が向上しつつあることに対し「自分と相手を交互に映したり手軽にダダ漏れできるようになるはず」と期待を込める。
そらのさんの夢は、すべての動画配信サイトのライブ中継を紹介する「ライブ動画総合メディア」を作ること。「キャスターとして自分を映してサイトを紹介するつもりです」。また新たな「ダダ漏れコンテンツ」が生まれそうだ。
◇記事で紹介された「ダダ漏れ広報」
・ そらのプロフィール - ケツダンポトフ
・ そらの (ksorano) - Twitter
・ PTF Live on USTREAM - USTREAM
「ダダ漏れ」に対して感じる脅威と危惧、そして可能性
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20100128/343867/?ST=network&P=1
「ダダ漏れ(だだ漏れ)」という言葉の用法がネット上で変化している。これまでは多くの場合、個人情報が大量に外部に流出してしまったような状況を指すのに使われてきた。それが最近は、「イベントや記者会見などを動画でリアルタイム中継する」ことを指すようになった。
「ダダ漏れ」が一般に知られるようになったきっかけは、民主党政府による事業仕分けがインターネット経由でライブ中継されたことである。この事業仕分けを中継した「ケツダンポトフ」のそらのさんは、以前から「iPhone 3GS発売記念前夜祭」などのイベントのほか、インタビューや記者会見などを精力的にリアルタイムで中継している。「ダダ漏れ」という言葉を広く知らしめた貢献者といえるだろう。
ネットのフリーサービスでここまでできる
「ダダ漏れ」を行うには、何も特別な機材を用意する必要はない。無料の動画共有/配信サービス「USTREAM」を使うことで、手軽に実行できる。
パソコンを使うなら、WebカメラとAdobe Flashが動くWebブラウザ、あとは通信回線があればよい。USTREAMのサイト上でユーザー登録を済ませて簡単なセッティングをした後に、画面上に現れる「START BROADCAST」というボタンを押す。これだけで、あっという間にインターネット上で動画配信が始まる。
使える端末はパソコンだけではない。2009年12月にはiPhone用のUSTREAMアプリケーションがApp Storeで公開された。このアプリケーションをインストールしたiPhoneが無線LANや3Gの携帯電話回線からインターネットに接続できる環境にあれば、どこからでも動画をストリーミング配信できるようになった。
USTREAMではリアルタイムで配信したコンテンツをそのままネット上に保存することも可能だ。リアルタイムで見逃した視聴者が、後からそのイベントをオンデマンドでチェックできる。
このように、ドラえもんの「どこでもドア」ならぬ「どこでも窓」を誰でも開けられるようになったのである。
Twitterとの連携で強力なメディアに
同じようなリアルタイム動画配信はこれまでも可能だった。こうした従来のものに対して「ダダ漏れ」が急速に注目を集めたのには一つ理由があるといわれている。それはTwitterの存在だ。ネット上のクチコミによって、リアルタイム動画配信は息を吹き返したといえる。
これまでのリアルタイムの動画配信では、多くのユーザーに見てもらうために、事前の告知が欠かせなかった。いきなりライブ中継を始めても、それを誰も知らなければ視聴者はゼロ。誰の元にも情報は届かない。
事前に告知しても、なかなかうまくいかない。ユーザーが告知を見て知っていても、ライブ配信の時間に「うっかり忘れていた」というケースも多く、なかなか広くアクセスしてもらうことができなかった。
それがTwitterの普及で、今まさにリアルタイムで動画配信されているコンテンツを多くの人々にアナウンスできるようになった。 USTREAMの該当するURLに、その内容と一言コメントを付け足してつぶやけばよい。あとは、それを見た別のユーザーが「RT」(リツイート。ある人のつぶやきをより多くの人に知らせようと再投稿すること)を繰り返すことで、その告知はTwitter上で広まっていく。
検索サイトがサイトの更新情報を反映するのには、数時間から数日の期間がかかる。それに対してTwitterではつぶやきが数分から数十分で検索対象となる。
Twitterには、特定のキーワードをユーザー側で常時チェックするという機能もある。特定のキーワードを入れてつぶやけば、そのキーワードに興味を持ち、常時チェックしているユーザーにダイレクトに告知できるのだ。
「ライブ感」と「編集されていない」が魅力の理由
「ダダ漏れ」は急速に強力なメディアとして成長しつつある。冒頭で紹介した「iPhone 3GS発売記念前夜祭」の例では、最大で1600ものユーザーが同時に接続して中継を視聴したという。iPhoneに興味を持つ1600人規模のユーザーを集めるイベントを開催したのと同じ効果を期待できる。
なぜ「ダダ漏れ」が視聴者を惹きつけるのか。筆者は理由が二つあると考えている。一つは、ライブ感だ。
動画コンテンツはそれだけで魅力がある。そこにリアルタイムに流れているというライブ感が加わるわけだ。今まさに行われているイベントに、距離を意識せずに参加できる。
ユーザーはそのイベントに興味があるから視聴する。視聴しながらTwitterを使ってつぶやけば、同じ興味を持つ他のユーザーにそれが伝わる。同じイベントに参加しているという連帯感に加えて、イベントに対する意見の交換までできてしまう。
ここでも、USTREAMとTwitterの連携が威力を発揮する。こうした効果は、リアルなイベントでもなかなか実現できないものだ。
「ダダ漏れ」が惹きつけるもう一つの理由は、編集されていないという点だ。既存メディアに流れる情報はどれも、メディア側で加工されたもの。読者/ユーザーが、いわゆる1次ソースの生の情報に触れる機会は少なかった。
そのためか、読者/ユーザーの一部に「メディアは信用できない」と感じる人々がいる。「情報の1次ソースと読者/ユーザーの間に介在するメディアが情報操作をしているかもしれない」と疑っているのである。
その点「ダダ漏れ」は、現場と直結した“編集されていない”動画がそのまま読者/ユーザーに届く。編集のしようがない。生の情報に触れるので、そこで自らの正しい判断を下せるようになる---というわけだ。
既存メディアとして感じる脅威と危惧
こうした「ダダ漏れ」の側面を見ていくと、メディアとして脅威を感じないわけにはいかない。興味を抱かせるテーマ/コンテンツさえあれば、誰でも視聴者(読者/ユーザー)を惹きつけるメディアになれるのだから。
ただし、「ダダ漏れ」は大きな魅力がある半面、非常にリスキーな存在でもある。例えば、肖像権や著作権などの権利やプライバシを侵害するケースが出てくる可能性が高い。
これは、誰でも全世界向けに動画のライブ配信ができるという魅力の裏返しといえる。iPhoneを持っていれば、小学生でも「ダダ漏れ」を行える。このように、リアルタイム動画配信のハードルが低くなったことで、権利意識が希薄なユーザーが「面白いから」と安易に利用すると、権利者から苦情が来るかもしれない。さらに悪いケースを想定すると、隠し撮りのような格好で使われる可能性もある。
こうしたポイントについては、使う(報じる)側/使われる(報じられる)側ともに今後注意を払う必要が出てくるだろう。
可能性の鍵は「時間」
筆者は「ダダ漏れ」に対して脅威や危惧を感じると同時に、既存メディアに所属する一員として、その可能性も感じている。言い換えれば、「ダダ漏れ」と弊社のような既存メディアはうまく共存できるのではないかと考えている。その鍵は、読者/ユーザーの「時間」の使い方にある。
「ダダ漏れ」は魅力的なコンテンツである半面、視聴者(読者/ユーザー)の「時間」を多く消費する」という性格がある。例えば、1時間の記者会見の「ダダ漏れ」を見る場合。その「ダダ漏れ」を見る視聴者(読者/ユーザー)は、1時間の時間を拘束されることになる。
そのライブ中継のテーマが、ある読者/ユーザーの興味のど真ん中なら、その読者/ユーザーは時間をかけてでもライブ中継をチェックするだろう。しかし、そのテーマが興味のど真ん中を少し外れているような読者/ユーザーは、時間をかけてまでその情報をほしいと思わないかもしれない。
「概要だけ知りたい」という読者/ユーザーにとっては、既存メディアが編集/加工した情報に価値を見出すだろう。既存メディアの記事を読むことで、1時間の記者発表のエッセンスを5分で知ることが可能になるからだ。
今はインターネットの急速な発展で情報過多の時代といえる。ユーザーは情報を取捨選択して、自分に必要なものを必要なレベルで取り込むという必要に迫られている。詳細な内容まで知りたいのなら「ダダ漏れ」、概要でいいのなら既存メディアの記事---といったすみ分けが進むことで、共存できるはずだ。
さらに、「ダダ漏れ」で流されるような1次ソースの情報は、得てして流す側のPR的な性格が強い場合が多い。読者/ユーザーがそれを鵜呑みにしてしまうと、情報を流す側の情報操作に惑わされることにつながりかねない。
そこで、メディアによるフィルタを通す。「情報操作」と言われないために、中立的な視点から物事を捉え紹介していくという、メディア本来の役割を全うすることが重要となるだろう。既存メディアは中立的な立場であることを、これまで以上に自覚しならなければならない。仮にメディアが情報を操作していても、「ダダ漏れ」やTwitterのつぶやきによってそれがばれてしまうからだ。
加えて、記者の培ってきた専門的な知識や経験による洞察など、単なる情報を超えたコンテンツを提供できるはずだ。
新しいサービスの登場で既成のビジネスモデルが崩れていく---。そうならないために、「ダダ漏れ」などの新しい潮流をうまく活用し、読者のみなさんに役立つ情報、興味深い情報をお届けできるよう、取り組んでいくつもりだ。
(藤川 雅朗=ITpro引用) [2010/01/29]
秋田のAMラジオ局「ツイッター」始める-番組連動でつぶやく /秋田
2月2日 みんなの経済新聞ネットワーク引用
秋田放送(秋田市)が開設した「ツイッター」公式アカウント画面
秋田放送(秋田市山王7)は2月1日、同社ラジオ局の「ツイッター」公式アカウントを開設した。(秋田経済新聞)
ユーザーが、相互に関心ある話題などをパソコンや携帯電話を使って「つぶやく」ことで、コミュニケーションの輪を広げるツイッター。
「ツイッターとラジオの生放送は相性がいいのでは」(同社の渡邉洋祐さん)と、同社制作番組を中心に放送と連動する形でつぶやく公式アカウントを開設した。既に、「NHK広報局」や各地のFM局などもツイッターの公式アカウントを開設しているが、「AMラジオ局の公式アカウントは東北では初めて」(同)。
同アカウントでつぶやくのは、同社スタッフの3人。渡邉さんは「まだ始めたばかりだが、メールやファクスよりも気軽に番組への感想や意見を寄せてもらいやすいことなど、ツイッターには新しい可能性を感じている」とし、「ツイッターを通じて、これまで以上にリスナーの皆さんとつながることができれば」とツイッター効果に期待を寄せる。
アカウントは「abs_radio」。

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